日本顕微鏡歯科学会 「第2回歯科衛生士セミナー」


2019年8月4日(日)福岡県歯科医師会館5階中ホールにて『第2回歯科衛生士セミナー』 歯科衛生士のためのマイクロスコープミーティングが開催されました。

5月26日の募集開始から1ヶ月ほどで60名の定員に達しその後も参加申し込みの問い合わせがあったようです。 今回は5人の演者がご講演されました。

まず1人目は(辻本デンタルオフィス)林明華さんから『新卒歯科衛生士こそマイクロスコープを』と題し、①なぜ新卒と同時にマイクロスコープを使う様になったのか②マイクロスコープを日常の診療で使いこなせるためにどの様な壁があってどの様な工夫をして乗り越えたのか③歯科診療に対する気持ちが変わっていったのか。をお話しされました。

2人目は(樋口歯科医院(天神))米可那さんから『小さな変化に気づくことができるマイクロスコープ』と題し、力による影響に目を向けて患者への是正指導メインテナンス時の確認ポイントについてお話しされました。

3人目は(医療法人 樋口歯科医院)秋好綾波さんから『私の考える長期メンテナンスにおけるマイクロスコープの役割』と題し、日々の臨床においてマイクロスコープをメンテナンスにどのように活用し患者さんの長期的なモチベーションの維持につなげているのかをお話しされました。

4人目は(樋口歯科医院(天神))森田佳子さんから『マイクロスコープを拡大視野で見る意味とは』と題し、スケーリングやSRPを拡大視野で行なっていく上でマイクロスコープを使いだしてからの器具や手技の変化マイクロスコープで診療を行なっているときに何に気をつけてどこを注意しているかをお話しされました。

5人目は(高田歯科)高橋規子さんから『マイクロスコープを使いこなす第一歩。ミラー視を味方につける!』と題し、マイクロスコープ初心者から認定歯科衛生士を目指されている方まで幅広くお役に立てるミラー操作のコツをお話しされました。

講演の後は実際に顕微鏡を用いて会場の参加者からのリクエストに応えながらポジショニングやミラーテクニックをわかりやすく実技で解説していただき無事にセミナーは終了し、会場は受講者の熱気が冷めないまま次の会場の懇親会へと続き貴重な時間を過ごすことができました。

(文責 きたみち歯科医院 歯科衛生士 河野 充子)

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